職員研修最終日

ときわの杜では、職員向けに様々な研修会が行われていますが、

全員参加してください!と呼びかけのあった、

産業医・野口先生による「血液データからみる栄養」研修。

本日は最終日でした。

何故、全職員に必須なのか。

何故、この時期(1~3月)なのか。

ここには深い理由がありました。

2015年12月より義務付けとなった「ストレスチェック」。

自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる検査で、

メンタルヘルス不調(うつ症状など)を未然に防ぐため、とされています。

ストレスが高い人は、医師による面接指導も行われますが、

野口先生曰く、「メンタルヘルス不調=単なる栄養不足、かもしれない」とのこと。

そもそも、アンケートで人の健康状態を測るのはとても難しいこと。

そこで先生からのご提案。

毎年、秋に実施される職員健康診断。

健診結果には「血液検査項目」というものがあります。

ここに示されている内容を理解出来たら、

自分に不足している栄養素が推測できる。

 

そして

職員が血液データを読めるようになれば、

入居者様に対するケアの質も向上する。

まさに一石二鳥です。

ストレスチェックと健診結果を掛け合わせたことで、

不調の真の原因が、かなり浮き彫りになりました。

また、食事や運動、入浴法など、

気軽に取り組めそうな改善策もアドバイスしてくださり、

とても密度の濃い研修でした。

 

野口先生、ありがとうございました!